2016年6月16日木曜日

三田医師、矢ケ崎名誉教授、入口名誉教授、木片バイオマス発電による吸気の被曝リスクについての見解 【驚愕!!!】吸気による被曝リスクは?→日本木質バイオマスエネルギー協会のHPから「食品の放射能基準を見ると日本の100ベクレル/㎏に対してスウェーデンは1,250ベクレル/㎏(中略)わが国においても放射能規制のコストとベネフィットを比較して冷静に論議すべき時期に来ているのではないか?」

昨日、一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会という団体のHPを見つけました。

http://www.jwba.or.jp/%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%9C%A8%E8%B3%AA%E7%87%83%E6%96%99%E3%81%A8%E7%87%83%E7%84%BC%E7%81%B0/

そこには、こう書かれてました。

「おそらく「低線量被曝」の可能性を考えれば、これなら安全だという一線は決められない。リスクを承知のうえで、どこまで「がまんするか」である。食品の放射能基準を見ると、日本の100ベクレル/㎏に対してスウェーデンは1,250ベクレル/㎏だ。
多くの日本人は、福島第一発電所の事故が許せなかった。厳重抗議の意味も含めて、放射能の基準を厳しくする方向に世論が動いたように思う。他方、スウェー デンでは、抗議の声がチェルノブイリまではなかなか届かない。基準を厳しくすれば、自分の首を絞めるようなことになる。いわば、運命として受け入れるしか なかった。それが100ベクレルと1,250ベクレルの差となって表れているのである。
わが国においても、原発を容認するかしないかのレベルではなく、放射能規制のコストとベネフィットを比較して冷静に論議すべき時期に来ているのではないか。」 

要するに、「木片バイオマスの放射性物質の安全基準を変えようと提案なさっていらっしゃる」ようです。



放射能汚染した木片バイオマスを燃やしたら、放射性物質は気化して環境中に飛散すると思います。

そのことについては、かねがね、物理学者の熊本大学入口名誉教授や、琉球大学矢ケ崎名誉教授がご心配されて警告なさってらっしゃいます。

2015年6月18日木曜日


木質バイオマス発電のリスクについて 熊本大学名誉教授入口先生「私は焼いてはいけないと思っています」

http://megsinginglalala.blogspot.jp/2015/06/blog-post_18.html

矢ヶ﨑「追加意見書・バグフィルター」甲47号証.pdf

http://yahoo.jp/box/6uRP5t


又、放射性物質を飲食で体内に入れることと、吸気で肺に吸い込むリスクはまるで違うと思います。入口先生は「典型的には食品による内部被ばくは年1ミリシーベルト、呼吸による内部被ばくは年5~10ミリシーベルトだと私は考えています。」と仰ってました。
http://megsinginglalala.blogspot.jp/2015/06/blog-post_18.html


昨日、このHPの文言を読んで、びっくりして、急いで入口先生と矢ケ崎先生に連絡しました。

先生方のお返事をShareします。

入口先生
「日本木質バイオマスエネルギー協会」のようですね。放射能規制のコストとベネフィットを比較して運命として受け入れるしかなくなったと言っているようです。
胎芽・胎児・乳児・幼児・小児に対してそのようなことはいえません。 

大部分は雨で日本の国土と近海に落ちるでしょうけれど、北半球を一周するものもあるでしょう。
我われは、足りるを知って、ランプの生活に戻るべきなのかもしれません。

矢ケ崎先生
スウェーデンもICRPに牛耳られているから飛程の短いベータ線などの実際上の危険をまったく無視しています。
一般の食品規制は300Bq、乳製品の業界は自主的に30Bqとしているようで、高いベクレル数はトナカイの肉などに限定されているのです。
この論者は典型的な功利主義者でまともな科学的判断とは程遠いものです。数値さえまともに紹介しておりません。


東電福島原発放射能事故後、東京から岡山へ移住なさった内科医の三田先生にも、このバイオマス発電で、放射能汚染された木片バイオマスが日本中全国で燃やされた場合の健康への影響について、震災後、被災地の瓦礫の焼却や、放射性汚泥をセメントの原料にして燃やされたエリア近辺の患者さんたちの様子と比較しながら、如何思われるか、伺ってみたいと思います。

三田先生からコメント頂きました。
どこまでの被害なら与えても許されるか、というのは加害者側の言い分(残念ながら国も)であって、 私たちは被害を被りたくないので目指すは当然ゼロベクレルです。
2011年から受診者の診察をしていて感じるのは、皆が被害を受けてはいるが個人差が大きくて、症状に悩まされているのは少数派だということ、チェルノブイリとは多くの点で事情が異なり、日本では食べ物より焼却がらみの吸気被曝が原因の中心と思うことです。
さらに一番心配なのは、現世代の健康被害よりもこれから産まれる次世代の被害が、今チェルノブイリで国家的負荷になっているように甚大なものとなるのではないかという予測です。 
また医学、医療が全く対応しておらずこの5年間何の進歩も進展も無いことがとても心配です。

私達は一体、東電福島原発放射能事故後を、どう生きたらいいのでしょう?私は自分が作っている野菜の肥料については、被曝リスクを出来る限り回避したいと思ってます。
特に、放射性汚泥や、木片バイオマス発電でチップを燃やして出た焼却灰などは自分の野菜の肥糧には使う事はこのホームページを読んだらますます怖くなりました。

汚染肥料の流通問題は深刻!!放射能が土から植物へ15倍に濃縮する場合もある!  有機栽培の見直しが必要なんじゃないでしょうか? 

http://megsinginglalala.blogspot.jp/2016/06/15.html

 

なお、不安に思って喚いているだけでは仕方ありませんので、このサイトの日本木質バイオマスエネルギー協会さんにお電話をして、一体この記事はどなたが掛かれたものなのかご質問してみました。
すると、会長であり、筑波大学 名誉教授でもいらっしゃる、熊崎 実先生が書かれたものですとのご回答でした。
https://www.kankyo-business.jp/column/columnist/minoru-kumazaki/

http://www.jwba.or.jp/jwba/member/
この環境ビジネスオンラインに投稿された記事を、当協会のサイトで後から載せたそうです。
なので、私は熊崎先生から直にお話を伺いたい旨を申し伝えまして、お電話をお待ちしてます。 

参考資料

資料8-3 日本木質ペレット協会 熊崎氏説明資料(PDF形式 ... - 経済産業省

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100609a08j03.pdf

 

 

















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